この記事は拘置所、
刑務所で食事を配る係があり、
そのことについて詳しく
書いていきたいと思います。
この記事を読んでほしい方。
身近な人が、
刑務所にいる方
どんな生活をしているのか、
詳しく知りたいることができます。
配食係のメリット
居室の人より多く食べられる
川越少年刑務所では、
居室で食べることなく、
配食係は配食係だけで食べ、
しかも自分たちの分も配ります。
なので、
居室の人より多く食べられます。
作業報奨金が多くもらえる
配食係の配食時間は、
仕事をしていることになるので、
居室で食べる人より
その分多く作業をすることになります。
結果、
居室の人より作業報奨金が増えます。
他の工場の人たちとやり取りができる
一番のメリットはここです。
他の工場の情報が手に入り、
他の工場の人に顔や、
名前を覚えてもらえる、
結果、
後々自分が他の工場に行ったときに、
馴染みやすくなります。
他の工場に行っても、
すぐに居場所を確保できる!!
これは、
社会でも同じことが言えます。
会社と家の往復だけだと、
どれだけ頑張っても、
世界はほとんど、
広がりませんが、
何か趣味や、
遊びがあれば、
一気に世界が広がる感じです!!
お礼がすぐ形にできる
これは自論ですが、
【ありがとう】と
言葉で100回言われるより、
【この間はありがとう、
そのお礼です】と
言葉と行動で示すほうが
伝わると思っているので、
相手に気づいてもらえるよう
リスクを承知で、
多めに配食をして
よく形で表していました。
刑務官に顔を覚えてもらえる
同囚からも、
刑務官からも
顔を覚えてもらうことは、
かなり重要です。
受刑生活では、
どうすれば印象に残り
顔や名前を覚えてもらえるか??
常に考えていたと思います。
配食係のデメリット
不正が見つかり
懲罰になる可能性がある
そのままの意味で、
多めに配食をすると、
平等に配っていない
ということで懲罰になります。
作業が終わって
居室に戻っても配食という
仕事が残っている
土・日は
みんなは作業休みで、
配食係だけ仕事があります。
これは仕方ないです。
その分メリットの方が多いです。
どうでもいい、
部屋を少なく配るので
恨まれる可能性がある
配れる量は
決まっているので、
必然的に飯の量が
少なく部屋は出てきます。
少なく配られる部屋は、
それだけ、
横の繋がりが無い部屋です。
飯の恨みは怖いといいますが、
本当にその通りだと思います。
配食係の不正について
手紙
携帯電話なんかないので、
メッセージのやり取りは
手紙になります。
他の工場の人に
手紙を渡して、
情報交換をします。
出所したときに、
会うための携帯番号や
SNSのアカウント名だったり様々です。
ちなみに自分も交換して、
時々会ったりしてます。
※ 基本交換しない方がいいです。
まず、
足を引っ張ろうとする人がいます。
【お前が刑務所に入っていたことを
周りに言うぞ!】とか
そんなくだらいことを
言う人が本当にいます。
不正配食
平等に配っていない
ということで、
不正配食で懲罰になります。
※ 川越少年刑務所では、
不正配食で懲罰になった人を
聞いたことがないです。
それだけ、
みんなうまく配ってます。
不正交談
配食中に居室の人が話かけてきて、
不正に話を
していたということで、
懲罰対象です。
以上が配食係についてです。
追記
自分の経験談を元に
作成しています。
自分の記憶違いで、
間違えがある可能性があります。
もし間違えていることが
ありましたら、
お気軽に
お問い合わせいただけたら幸いです。
またこの記事を読んで気になったこと、
質問したいことがあれば、
お気軽にお問合せください。
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