川越少年刑務所におけるいじめの実態
※本稿は、
少年刑務所という閉鎖的な環境で起こり、
「いじめ」についての実体験を記したもので、
特定の個人を断定・非難する目的ではありません。
現在家族や知り合い、恋人が川越少年刑務所に入っている人が読めば、
必ず不安になりますので、ご注意くださいm(__)m。
はじめに
「刑務所の中に、いじめはない」
多くの人は、そう思っているかもしれない。
暴力や上下関係はあっても、それは規律の一部であり、
いじめとは違う——。しかし、
実際に中で生活した者の視点から見ると、その認識は必ずしも正しくない。
【実体験①:】独特な空気感・・・。
川越少年刑務所は、
若年受刑者を対象とした施設であり、
更生と教育を目的としています。
だが、その内部では、
表に出にくい「いじめ」が日常的に存在しています。
入所して2週間、
新入訓練工場が終われば、生産工場、経理工場に割り振られます。
各工場に割り振られ、
作業を行いその後、
部屋に戻り、
雑居部屋で川越少年刑務所のルールを叩き込まれます(-_-;)
詳しく知りたい方は川越少年刑務所で叩き込まれるルールを読んでください。
※まず空気感が違いました、
どんな空気か?
新入りがどんな奴なのかを根掘り葉掘り探って、
いじめられるやつなのかどうか、
判断材料を探すクソ野郎もいれば、
人を洗脳してくる危ない人までいます。
【実体験②:具体的な出来事】
刑務所のいじめについてをお読みください。
家族や友人、恋人が川越少年刑務所にいる方が
読むことをオススメしていません。
必ず不安や心配になります(-_-;)。
実体験を軽く触れますと、
175センチの人間が53キロまで体重が減りました(-_-;)
興味がある方は刑務所いじめについてを読んでみてください。
実体験したいじめから、同囚から直接聞いた話まであります!
※身近な人が刑務所に入っている方が読むことは、
おすすめできません。【心配します。】
少年刑務所という環境が生む力関係
少年刑務所では、
年齢が近い受刑者が集団生活を送る。
そのため一見すると「フラットな関係」に見えますが、
実際には以下のような要素が力関係を生み出しています。
少年刑務所、成人刑務所を経験したからその違いがわかります。
- 収容歴の長さ(古参か新入りか)
年齢関係なく工場に入った順です。 - 事件内容や前歴
事件の内容で一目置かれたり、
刑期の長さで判断されます。 - コミュニケーション能力の差
コミュニケーション能力がないと、
人がついてこないし、
新入りに舐められ、
刑期が終わるまでいじめられ続けます・・・。 - 職員への態度や評価
これらが複雑に絡み合い、
自然と上下関係が形成される。
その中で、立場の弱い者が標的になりやすい構造が出来上がっていきます。
表に出ない「いじめ」の形
刑務所内でのいじめは、
学校で想像されるものとは形が異なる。
露骨な暴力は懲罰の対象になるため、
より分かりにくい形で行われることが多いです。
軽く実体験も踏まえて書いていこうと思います!
※身内の方が刑務所に入っている人が読むと心配する原因になりますので、
ご注意ください・・・。
1. 無視・仲間外れ
最も多く、そして見えにくいのが無視である。
- 話しかけても返事をしない
- 暗黙の了解で孤立させる
これは、自分一人の時間になれるので、
逆にありがたかったですね。
集団生活において、
孤立は精神的に大きなダメージとなる人も中にはいると思います。
2. 雑用の押し付け
「頼みごと」という形を装いながら、
新入りの受刑者にだけ負担が集中します。
- 断れない雰囲気を作る
- 拒否すると空気が悪くなる
新入りは他人の布団敷きから掃除、
お茶入れ、ほぼすべて一人で行います・・・。
部屋で生活させてやっているんだから、
やって当然という空気を作られます・・・。
結果として、
出所するその日まで、
立場の弱い者が使われ続ける日々が続きます・・・。
3. 言葉による圧力・洗脳
少年刑務所では、直接的な暴言よりも、
言葉巧みに洗脳をしてきます。
- 小声での嫌味
- 過去の事件を揶揄する発言
- 人格を否定するような冗談
- ここ以外に生きる場所はないと錯覚させる
といった形で精神的に追い込むケースがある。
部屋ごとに内省する時間があり、
報・連・相をする時間が設けられ、
その時の洗脳の様子を簡単に書きます(-_-;)
※悪用厳禁です!!!
担当者1【作業でミスしました。】



2【どうするの?】



1【次はやりません】



2【わかった。】
※また同じミスを行うと



1【作業で同じミスをしました】



2【同じミスじゃん、どうするの?】



3【危機感が足りない】



4【危機感を持つためにどうするの?】



5【部屋のみんなが教えてないことになって、
俺たちの評判も下がるどう責任取るの?】
※それらしく聞こえますが、
もう洗脳は始まってます・・・。



1【ご迷惑かけないよう気を付けます】



2【もし同じミスしたらどうするか、
自分の口で言ってもらっていい?】



3【迷惑掛かってんだから、
言葉ではなく行動で示してほしい】



4【もし、わからないって言うなら
どんな行動で示すのか教えるけど?】



1【教えてほしいです。】
※洗脳完了です(-_-;)
この後どうなるのか?
もう少し先を見てみます・・・。



2【わかった。俺の時間使って教えてやる!
危機感を持つために例えばご飯を俺たちに渡すとか】



3【俺の時間を奪ってんだから、
行動で感謝を示してほしい。できる?】



4【こんなところじゃ、
ご飯ぐらいしか渡すことできないでしょ?】



1【はい。】



5【次同じミスをしたら、
ご飯を俺たちに渡すってことでいい?
もしそれでいいなら、
お前のこと何があっても守るし、
俺の時間もあげる、
口だけじゃなく、
行動でしか俺は信じないから!】



6【後は自分の口で言ってもらっていい?】



1【次同じミスをしたら、
ご迷惑もかけるし、お時間も奪ってしまうので、
みなさんにご飯を献上します】
※こんな感じで洗脳してきます。
他にもご飯以外にも、
いろいろな条件を言ってきます(-_-;)
自分は刑務所で洗脳の怖さを知りました・・・。
あの新興宗教団体・・・。
洗脳してくる人たちは、
こんな感じなのかな?って勝手に想像してます。
あなたもお気を付けください。
さて、
話を戻します。
職員の目が届きにくい現実
刑務官は常に巡回しているが、
すべてを把握することは難しいです。
特に、
- 規則違反に該当しない行為
- 受刑者同士の微妙な空気感
- ずっとその部屋を監視できるわけではない
被害を受けている側が「チクった」と見なされることを恐れ、
相談できないケースも少なくない。
刑務所では【チンコロ】って言います。
【チンコロ】する人は刑務所では生きていけません・・・。
おわりに
川越少年刑務所に限らず、
少年刑務所という環境そのものが、
いじめを生みやすい側面を持っているのかもしれません。
※成人刑務所ではそこまで、
いじめは無かったです。
ここまで読んで、
気になったこと、
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