はじめに
「刑務所では一日をどのように過ごしているの?」
これはよく聞かれる質問の一つです。
ドラマや映画では刑務所の生活が描かれることがありますが、
実際の生活は想像以上に規則正しく、
時間単位で管理されています。
私は約9年間、
刑務所で生活しました。
今回は、
私が実際に過ごしていた一日の流れを紹介します。
これから収監される方や、
ご家族、刑務所の実情を知りたい方の参考になれば幸いです。
私が過ごしていた一日のスケジュール
私がいた刑務所では、おおよそ次のようなスケジュールで生活していました。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 6:40 | 起床 |
| 6:55 | 点検 |
| 7:05 | 朝食 |
| 7:40 | 作業開始 |
| 9:30 | 休息 |
| 11:40 | 昼食 |
| 12:20 | 午後の作業開始 |
| 14:30 | 休息 |
| 16:20 | 作業終了 |
| 16:40 | 点検 |
| 16:50 | 夕食 |
| 21:00 | 就寝 |

刑務所では、この生活が毎日繰り返されます。
曜日によって多少の違いはありますが、大きく変わることはありません。
入浴の日は少し早く終わる
毎日同じように見える生活ですが、
入浴の日は少し違います。
私がいた刑務所では、
入浴後は工場へ戻らず、
そのまま舎房へ戻ることになっていました。
そのため、
通常の日より作業時間が短くなります。
ちなみに入浴は、
・通常は週2回
・夏季は週3回
でした。
夏場は汗をかくため、1回多く入浴できました。
休みの日(免業日)は少しだけ違う
免業日になると、
起床時間が約30分遅くなります。
平日は時間に追われる毎日ですが、
休日だけは少しだけ余裕があります。
とはいえ、「今日は自由だ!」という感覚ではありません。
刑務所の中なので、
決められたルールの中で生活することに変わりはありません。
自由時間は何をしていたの?
自由時間は決して長くありません。
私は、



・手紙を書く
・本を読む
・資格取得の勉強をする
そんな時間に使っていました。
実は、
人生で初めて「勉強って面白い」と思えたのは刑務所でした。
社会にいた頃は勉強が嫌いでした。
しかし、
「出所したら資格を活かして働きたい」という目標ができたことで、
勉強への向き合い方が大きく変わりました。
今でも、
その時に取得した資格が仕事で役立っています。
刑務所にいる人が身近にいるなら、
電気工事士は間違えなく取った方がいい!!
※川越少年刑務所から出所してきた人で、
協力雇用主を経て雇った人がいますが、
最初の3か月は様子見で日当12000円でしたが、
4か月目から独立して常用18000円で頑張っている人もいます!
そのうち請けで仕事もこなしていけると期待しています!!
一番楽しみだった時間
刑務所生活では毎日同じことの繰り返しです。
だからこそ、
小さな楽しみがとても大切でした。
私にとっては、
読書や資格の勉強をしている時間が
気持ちを切り替えられる貴重な時間でした。
「今日も一日終わった。」
そんな安心感を感じられる時間でもありました。
一番嫌だった時間
反対に、
一番嫌だった時間は朝食と夕食でした。
私がいた川越少年刑務所では、
部屋の中で一番下っ端はご飯を食べられません。
下っ端は、
部屋で面倒見てもらってるんだから、
房長へおかずを献上するのが当たり前でした。
そのため、
自分は満足に食事ができませんでした。
お腹いっぱい食べられない。
今思い返しても、
本当につらかった記憶です。
刑務所のルールではありません。
こうしたことは、
実際に生活した人しか分からないことだと思います。
同じ毎日の繰り返し
刑務所では毎日ほぼ同じ時間に起き、
同じ時間に食事をし、
同じ時間に作業をします。
最初は長く感じた一日も、
気が付けば毎日同じことの繰り返しになります。
だからこそ私は、
資格取得という目標を作りました。
目標があったからこそ、
前を向いて生活できたのだと思います。
工場ではどんな作業をしていたの?
刑務所では、
多くの受刑者が工場で作業をしています。

私もさまざまな工場で作業を経験しました。
例えば、
・商品券の箱の組み立て
・学校の理科室で使われる木製の机や家具の製作
・パソコンの解体作業
・自動車部品のバリ取り作業
などです。
配属される工場は刑務所によって異なります。
また、
作業だけではなく職業訓練を受けられる場合もあります。
私は職業訓練で、
・第二種電気工事士
・有機溶剤作業主任者
・危険物取扱者乙4種
・塗装に関する技能
などを学びました。
出所後、
この資格は仕事をする上で大きな武器になりました。
「刑務所にいる時間を無駄にしたくない。」
そう思って勉強したことが、
今の仕事につながっています。
休息時間は運動の時間でもありました
午前と午後には休息時間がありました。
私がいた刑務所では、約30分の運動時間が設けられていました。
その時間は、
・筋トレ
・ランニング
・ストレッチ
など、
それぞれが体を動かしていました。
運動は体力維持だけでなく、
気分転換にもなります。
実は、
この時についた運動習慣は、
出所した今でも続いています。
刑務所で身についた習慣の中では、
今でも続けていて良かったと思えることの一つです。
まとめ
刑務所の生活は、
時間で管理される規則正しい毎日です。
自由はありません。
しかし、
その環境の中でも、
自分次第で学ぶことはできます。
私自身、
資格取得という目標を持ったことで、
社会復帰への第一歩を踏み出すことができました。
※時間を無駄にしたくない!
この考え方は、
刑務所を経験しないと身につかなかったです。
今振り返ると、
刑務所生活は決して楽ではありませんでした。
それでも、
その経験が今の自分につながっています。
一緒に働く仲間を募集しています
現在、
一緒に働く仲間を募集しています。
2026_0724
残り2名までです。
寮があり、身元引受人もやっていて、
身元引受人の方を優先します!!
※明確な理由があり、
身元引受人がいないと、
その人はどんなに頑張っても満期出所になってしまう。
面接し就職先を見つけようとする人!
刑務所でそこまで頑張れる人は90%以上
将来を考えて行動する方!!
その方は将来独立し、
自分の仕事を請けでやってくれると思ってます。
※自分がそうですし、
他に雇っている人もいますが、
独立してどっか行った人。
他に引き抜かれてどっか行った人。
独立して仕事を一緒にやってくれる人。
共通点は将来を見据えて行動できる方です!
そのため全国から応募があり、
部屋数が2部屋しか余っていないためです!!
・会社員として安定して働きたい人
・将来は独立したい人
・人生をやり直したい人
・出所したばかりで仕事を探している人
経験は問いません。
大切なのは「これからどう生きるか」です。
仕事だけでなく、社会復帰についての相談も受けています。
お気軽にLINEからご連絡ください。


コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 写真は撮り忘れました(-_-;)。一つずつ説明してもいいのですが、この記事が長くなってしまうので、リンクを張るので気になった方は下記を読んでください。刑務所の一日のスケジュール […]